・測定器：RIGOL社 DSA815-TG
・測定条件：
電圧は12V(安定化電源使用)
無変調時の状態で測定
周波数は50.620MHz
20dBのアッテネータを使用して入力
（計測結果の概要）
・第2次高調波より高い周波数についてはスプリアスは検出できず良好でした。
・近接スプリアスは-60dB以下でDSA-815TGでは検出できないレベルに下がりました。
・局発の10.7MHzが約-60dBのスプリアスとして検出されていますが。出力200mW送信機のスプリアス特性としては問題ありません。ただ、外部リニアアンプを接続することを想定したスプリアス低減を考えたいところでもありますが、周波数が離れていることもあって対処がしやすいと想定されるため、現状はこのあたりで十分と判断することとしました。
（参考リンク）
・JARL自作品コンテストにおける動作試験データ
※ 自作品コンテスト返却後に数回の回路変更を行っています。今回のスプリアス計測は回路変更後の計測結果となっています。
・2019年10月05日スペクトラムアナライザの計測結果(PDF形式)
2020年9月までの回路におけるスプリアス計測結果です(PDF形式です)。
・2020年10月26日スペクトラムアナライザの計測結果
2024年8月までの回路におけるスプリアス計測結果です(PDF形式です)。
20dBのアッテネータを通しています。送信出力は約210mWです。回路変更前の約150mWから出力が大きくなりました。
5〜205MHzの特性です。第2高調波以上のスプリアスは確認できませんでした。局発の10.7MHzが約-60dB以下のスプリアスとして検出されていますが、回路変更前の約-55dBから改善されました。
5〜105MHzの計測結果です。局発の10.7MHzスプリアスが約-55dBから約-60dBに下がりました。
45〜55MHzの計測結果です。これまで約-60dB前後で確認できた53.500MHz付近のスプリアスはDSA-815TGでは検出できないレベルに下がりました。