JR8DAG 菅野 正人(KANNO Masato)
・AMRC-696をベースにする。
・再現性を確保しつつ6mAMを自在に運用できる実用性を確保することを最大の命題とする。
・少なくともサトー電気の通販で入手できる部品を使用する。
・大きさは移動運用が可能なものとする。
・移動運用の使い勝手を考慮し、電源を内蔵する。
・製作はさしあたってFCZ基板を使用した表面実装とする。
・回路はAM-6s2005と同じものとし、回路としての再現性を確認する。
AM-6s2005の回路をそのまま使う。FCZ基板だとAMRC-696の大きさにすることは難しいので、プリント基板を起こすこととする。
AMRC-696の時は送受信で基板が2枚であったが、今回は1枚にまとめる。ただし、送受信の２つに分割できるようにする。
基板の大きさは切断作業をなくすため150mm×100mmとし、安価な紙フェノール基板を使用する。
プリントパターンの設計を完了しました。
プリント基板は先にドリルで穴をあけ、その後、パターンはペイントマーカで書きました。
エッチング行いましたが、エッチング液の温度が高すぎたためか、パターンが腐食して失敗しました。
再度作り直す羽目になりました。
今度のエッチングは何とかうまくいきました。
部品面にパターンを描いてから部品を取り付ける予定です。
受信部VXO回路、送信部局部発振回路の部品の半田付けを行い、発振の確認とVXOの周波数可変幅の調整を完了しました。
受信部の部品の半田付けを行っています。
プリント基板の部品半田付けを終えました。調整を行ったところ、同調回路のコンデンサの値が合わなかった箇所について、
いくつか定数変更を行いました。
【変更箇所】
・受信部 L3,L4の同調コンデンサ 100pF → 150pF
・送信部 L10の同調コンデンサ 33pF → 47pF
ケースの加工を行いました。
受信部、送信部共に悪戦苦闘しましたが、運用可能な状態にする事ができました。L3,L4,L10のコンデンサはAM-6s20005と
同じ容量に戻りました。ただ、送信部の10.7MHzの発振出力が少なくて、送信出力が得られなかったのでソースに10μHを
追加して送信出力200mWoutを得られるようにしました。
パネルの加工を始めました。パネルはパウチを利用したものにするつもりです。
4/15,22時頃に運用を行い、8エリア１局と交信できました。変調は良好にかかっているとのレポートをいただきました。
内部の様子を撮影しました。
パネル作成、及び塗装を行いました。下は外観の写真です。パネルはインクジェットプリンタで印刷したものをプラスティック板に
張り付けました。蓋は水色で塗装し、パネル面は無塗装としました。
外観の写真（撮影：CANON EOS Kiss Digital N 画像編集：PaintShopPro6J）
自作品コンテストの第１次審査書類を提出しました。
自作品コンテストの第１次審査審査結果が届きました。特に問題もなく合格となりました。作品の提出〆切は6月15日（必着）です。
5/27(土)〜5/28(日)の河東郡鹿追町の移動運用では1,4,8エリアの6局、6/4(日)の上川郡比布町の移動運用では
1,2,4,9,0エリアの41局と交信でき、本作品での交信数は５３となりました。
自作品コンテスト係宛作品を提出しました。
7/25付けで通知が届きました。規定部門優秀賞第二席に入賞しました。