2m QRP FM トランシーバー(JR8DAG-144FM2015) - スペクトラムアナライザ計測結果 -

 スペクトラムアナライザ(DSA815-TG)を使用して本作品のスプリアス特性を調べました。

JR8DAG/菅野 正人
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 【測定条件】
・測定器:RIGOL社 DSA815-TG
・測定条件:
 電圧は10V(単4ニッケル水素電池8本使用)
 無変調時の状態で測定
 周波数は145.00MHz
 20dBのアッテネータを使用して入力

送信出力
 【送信出力】
 20dBのアッテネータを通しています。送信出力は約140mWです。

0〜600MHzの計測結果
 【高調波スプリアス】
 0〜600MHzの特性です。第2高調波がもっとも大きく約-47dBでした。第3高調波も約-50dBとなっています。出力100mW送信機のスプリアス特性としては問題はないかと思います。近接スプリアスが約-50dBのレベルで確認ができます。

125〜165MHzの計測結果
 【125〜165MHzの信号分布】
 125〜165MHzの計測結果です。151.5MHz付近に-53dBをはじめとして近接スプリアスが確認できますが、このようなスプリアスが生じる原因は今のところ不明です。100mWの送信機としては十分な特性ですが、リニアアンプで出力を大きくすることを考慮する場合はあと20dB程度レベルを下げたいところです。