6m QRP AM トランシーバー(フェムト改) - スペクトラムアナライザ計測結果 -

 スペクトラムアナライザ(DSA815-TG)を使用して本作品のスプリアス特性を調べました。

JR8DAG/菅野 正人
フェムト改の概要にもどる
 【計測条件】
・計測器:RIGOL社 DSA815-TG
・計測条件:
 電圧は6V(安定化電源使用)
 無変調時の状態で計測
 周波数は50.620MHz
 20dBのアッテネータを使用して入力

送信出力
 【送信出力】
 20dBのアッテネータを通しています。送信出力は約45mWです。

5〜205MHzの測定結果
 【高調波スプリアス】
 5〜205MHzの特性です。第2高調波がもっとも大きく約-57dB、第3高調波以降は確認できませんでした。

5〜105MHzの測定結果
 【5〜105MHzの信号分布】
 5〜105MHzの特性です。局発10.7MHzの5倍波の信号が基本波に対して約-40dBの近接スプリアスとして表れています。

45〜55MHzの測定結果
  【近接スプリアス】
 45〜55MHzの送信信号の様子です。近接スプリアスは局発10.7MHzの5倍波がもっとも出ました。基本波に対し約-40dBでした。出力50mWの送信機ではありますが、あと10〜20dB以上抑えたいところです。