CANON EOS 30D

2006.04.30新規作成

　2006年3月23日、CANON EOS 30Dを購入しました。

【購入動機】
　購入にあたっての最大の動機は連写が5コマ/秒であるということです。その他、これまで使っていたEOS 10Dに比べて、
・高感度時のノイズの減少
・起動時間の短縮を含めて、画像表示などの各動作の速度向上
　が購入の動機です。EOS Kiss DNに比べると連写が5コマ/秒の他にカメラとしての質感や操作性に優れているところが違いと感じています。
　2006年2月に発表されたEOS 30DがEOS 20Dに比べて大きく異なった場合は、安くなるであろうEOS 20Dの購入を考えていましたが、実際に発売されたEOS 30DはEOS 20Dの機能改善板であったので、EOS 30Dを購入しました。

【全般的な感想】
　一言でいえば、「大きく変わらなかったことの安心感」です。特に画質に関して、撮像素子サイズ据え置きの画素数アップといった小手先の改良（？）を施さなかったのが一番ありがたかった点です。派手なところはありませんが、当たり前のことが当たり前にできて、なおかつ数年は安心して使えそうな感じがする点が、このカメラの最大の利点ではと思います。

【使用感(06.04.21現在)】
(1) 持ってみた感じはまさにカメラという感じ。この辺は10Dと通じる。
(2) 10Dに比べて起動時間を意識することが無くなったのは明らかなメリット
(3) シャッター音は最初聞いたときはおもちゃのような感じがしてがっかりしたものの、慣れると意外と良い感じ。20Dは持っていないが、シャッター音は小さくなったのでは？
(4) 動作速度に関してはKissDNと同様というか、筆者にとっては十分すぎる速度であり不満無し。
(5) 液晶モニタの変更はあまり気にしていなかったが、画像が思ったより大きく見えるところが非常に良かった。
(6) モードダイヤルに銀色の輪がついたのは余計な気がする。Kiss DNよりましだが、CANONの趣味？
(7) 画質は10Dから変わらず安定。高感度ノイズはKiss DNと同じはずだが、30Dの方がやや少なく感じる。
(8) スポット測光が使えるようになったので、月の写真が撮りやすくなった。

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JR8DAG/菅野 正人