40m QRP AM トランシーバ(JR8DAG-40AM2014) - スペクトラムアナライザ計測結果 -

 スペクトラムアナライザ(DSA815-TG)を使用して本作品のスプリアス特性を調べました。

JR8DAG/菅野 正人
JR8DAG-40AM2014の概要に戻る
 【測定条件】
・測定器:RIGOL社 DSA815-TG
・測定条件:
 電圧は12V(安定化電源使用)
 無変調時の状態で測定
 周波数は7.195MHz
 20dBのアッテネータを使用して入力

送信出力
 【送信出力】
 20dBのアッテネータを通しています。送信出力は約240mWです。13.8V時はもう少し出力が高くなると思われます。

0〜30MHzの特性
 【高調波スプリアス】
 0〜30MHzの特性です。第2高調波がもっとも大きく約-36dB、第3高調波は約-50dBでした。あと10dBほど下げたいところですが、出力500mW送信機のスプリアス特性としては問題はないかと思います。他、近接スプリアスは確認できませんでした。

0〜50MHzの特性
 【0〜50MHzの信号分布】
 第5高調波に-60dB程度のスプリアスが確認できます。全般的にもう少しスプリアスを減らしたいところです。