10m QRP AM トランシーバ(JR8DAG-2010AM) - スペクトラムアナライザ測定結果 -

 スペクトラムアナライザ(DSA815-TG)を使用して本作品のスプリアス特性を調べました。

JR8DAG/菅野 正人
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 【測定条件】
・測定器:RIGOL社 DSA815-TG
・測定条件:
 電圧は12V(安定化電源使用)
 無変調時の状態で測定
 周波数は28.305MHz
 20dBのアッテネータを使用して入力

送信出力
 【送信出力】
 20dBのアッテネータを通しています。送信出力は約290mWです。

0〜100MHzの測定結果
 【高調波スプリアス】
 0〜100MHzの特性です。第3高調波がもっとも大きく約-53dB、第2高調波は約-58dBでした。出力300mW送信機のスプリアス特性としては十分ですが、第3高調波のスプリアスが第2高調波より良くないのはT型同調フィルターの特性に原因があるかもしれません。

10〜60MHzの信号分布
 【10〜60MHzの信号分布】
 10〜60MHzの特性です。この周波数の範囲では第2高調波以外のスプリアスは確認できませんでした。

25〜35MHzの信号分布
  【近接スプリアス】
 25〜35MHzの送信信号の様子です。この範囲ではスプリアスは確認できませんでした。