ＡＭ新聞（第15号）
1997.9.27 ＡＭくらぶ発行
１．新ＡＭ保存会(仮称)のＰＡＴＩＯ開設中[from 編集者]
ＡＭに関する話題を扱う場として、「新ＡＭ保存会(仮称)」のＰＡＴＩＯを開設しています。
当ＰＡＴＩＯに関する問い合わせについては、編集者まで電子メールにてお願いします。
２．２エリア主催ＡＭコンテスト結果[from JA2AZZ]
６月２２日実施の２エリア主催ＡＭコンテストの結果が発表されています。今年は昨年と違いＥｓなどの異常伝搬が発生せず、静かなコンテストとなったようです。上位入賞者は以下のとおりです。
| 順位 | CALLSIGN | 運 用 地 | 得 点 | 局 | JCCG | エリア | QSOエリア |
| 1 | JG1JQJ/1 | 埼、飯能市 | 9,762 | 62 | 39 | 4 | 1270 |
| 2 | JH1HYH/1 | 千、富津市 | 7,524 | 57 | 33 | 4 | 1270 |
| 3 | 7K3OMS/1 | 神、伊勢原市 | 7,296 | 64 | 38 | 3 | 127 |
レインボーブリッジから参加した編集者は２０点で２９位でした。
３．３エリア主催ＡＭコンテスト結果[from JA3XAO]
５月４日に実施された３エリア主催のＡＭコンテストの結果が発表されました。上位入賞者は以下のとおりです。
| 順位 | CALLSIGN | 使用送信機 | 得 点 | 都府県 | 送信機 | 得点合計 |
| 1 | JG1JQJ/1 | RJX601改 | 130 | 8 | 35 | 5,590 |
| 2 | JL1NWM/1 | TS690S | 78 | 8 | 35 | 3,354 |
| 3 | 7K3OMS/1 | 自作 | 88 | 7 | 25 | 2,816 |
また、このコンテストは使用した送信機がマルチとしてカウントされるのが特徴ですが、提出されたログから使用された送信機は以下のとおりとなりました。多彩なＲＩＧが登場していることがわかります。
| ※コンテスト・ナンバーにあったリグ=合計３４種類(+自作・改造１２局) |
| DX70*,FDAM3,FT620B,FT625D,FT655*,FT680,FT690,FT767,FT920,FTV650,HX650, IC71,IC551*,IC575*,IC706*,IC726*,IC729*,IC736*,IC756*,JST245*,RJX601, RJX661,スカイエリート6,パナスカイマーク6,TR1200,TR5000,TR9300,TS570*,TS600,TS660, TS670,TS680*,TS690*,TS60*, 自作・改造： JG1JQJ/1,7K3OMS/1,JH0UTC/2,JI1TCV,7N3WVM,JA3WPI,JR3DVL, JL1TCQ,JH4EIY/1,JG1KSR,JS1KLS/2,JA2AEP, |
３．ＡＭに関する記事について[from モービルハム]
今回はモービルハムの記事を紹介します。
| タイトル(内容) | 文 献 | 備考(著者など) |
| ピコ6Zのオールモード化 | MH誌1983.1(p.53-57) | JA9FVM |
| 50MHz AM RX(Model HT-53) | MH誌1983.6(p.68-70) | 秋野実 |
| 50MHz AM TX(Model HT-54) | MH誌1983.7(p.59-61) | 秋野実 |
ピコ６Ｚのオールモード化は、ピコ６ＺにＡＭ(A3h)とＦＭを付加するというもので、ＳＳＢとＦＭの運用周波数の違いを解決するために、それぞれのＩＦ周波数を変えるという方法を使用しています。ＡＭの付加は比較的簡単な作業ですが、ＦＭの付加についてはかなり手が込んでいます。
次のＡＭ受信機はＬＡ１０５０を利用したシンプル受信機で、選択度がやや悪いものの再現性は良く、ＡＭ受信には最適なものと思います。
ＡＭ送信機は、送信周波数は５０．６２０ＭＨｚ１波、２ステージで終段に２ＳＣ２０５３を使用したコレクタ変調で出力は２００ｍＷです。
これらを組み合わせるとトランシーバーとなるようになっています。編集者の方で、この送受信機を少し手直ししたトランシーバーを作ったことがありますが、非常に再現性が良く、自作入門用としては良い記事であると思います。
４．ＡＭ新聞に関する話題を募集[from 編集者]
ＡＭ新聞では、ＡＭに関する話題を常時募集しています。何かありましたら、NIFTY-SERVE，ＦＨＡＭＶＵフォーラムの３番【６ｍ会議室】、または、編集者までよろしくお願いします。
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